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関東インカレ(千菊)

学部3年の千菊です。関東インカレの結果報告です。

10000mW 46:48.15 13位 Lap; 4’23-29-35-43-41-49-44-49-49-41 警告 LoC 1(同じ人から1000あたり、2000あたり、6000あたりに一回ずつ注意、多分その人が4000くらいで警告)

国士舘のあとから、八王子のスポーツ整形外科に通って理学療法的な観点から色々左膝の負担を軽くするアドバイスやリハビリを頂きました。それを踏まえてこの3週間は、補強と普段のフォームで左の臀筋を使って、左の乗せから捻ってしまって外に力を逃すのでなく、まっすぐ脚を運ぶことを意識して、高尾山で歩きこんで左の臀筋と大腿を鍛えたつもりでした。ポイント練の方は、平日のロード練はそれなりに良くても、土曜は相変わらず4’30-40の間で最後へばってしまうことが多かったのですが、ラスト1週間からは実験が早く終わる種目が多かったこともあって積極的にタータンでフォームを調整できたので、軽く4’20/km付近まで持っていくことができていました。なので、関カレは最初の入りは高速になる読みで、どのみち最後は混戦になって入賞ラインは44分台後半になると考えていたので(事実今年もそうでしたし)、最初はドベ付近でいいから4’30切るくらいで入って、そのままハマって維持できたら入賞も狙えるんじゃないかと思っていました。

実際のレースが始まったらほとんど想定通りの入りで、5秒早く入りすぎた感はありましたが、冷静なレース運びができました。ただ、3000すぎで結果的に45分くらいでフィニッシュした選手に千切られてからずっと一人旅でした。ポイント練で3000以降をこの2ヶ月ほとんど保たせられてなかったので案の定4000から先と6000で崩れかけたのですが、1部の選手などに抜かれる時にリズムをもらって、それと接地が間延びして返し足が回りかけてる時にしっかり臀筋で押し込んで体重を片足にかけすぎないようにリズムを戻すように努めたので、なんとか大崩れせずに歩き切れました。

このレースで何より良かったことは、膝が一度も気にならずに歩けたことで、こういうレースは去年の関カレぶりなので純粋に良かったです。手術後も完治はしないって言われてずっと痛むならもう競歩は向いてないんじゃないかと悩んだ時期もあったのですが、腐らずきちんと補強してケアした結果いい方向に向かって行っているという手応えがようやく得られました。ポイント練では3000超えたら崩れてそのセットの中では一度も修正できなかった割には、今回のレースは崩れかけても崩れ切らずという僕らしいレースにできたのも収穫でした。

ただ、練習で4’30-40の間だった実力はほとんどそのまま現れてしまって、少々最後の週調整して4’20が出るようにして合わせこんでもやはりレースの時の基準のペースは4’40になってしまいました。復帰してから3月のうちにすぐスピード自体は4’40切るところまでは持っていけたのですが、その時想像した絵空事のようにはスピードの基準が上がっていかなかったなあというのが正直なところです。よく考えてみると、去年も関カレ前3月から復帰してという表面上の条件は同じですが、去年はその前の冬も歩いてたし夏も歩き込みできてたので下地はそれなりにあったのに比べ今年は、夏以降ずっとまともに歩いてなかったし、この2ヶ月も膝の不安もあってこなし切ったポイントがほとんどなくて距離も不足してました。

ずっとこの一年モチベーションにしてきた関カレで入賞というのは来年に持ち越されてしまったのは残念ですが、今回のレース結果は裏を返せばスピードの基準を練習して上げればそのままパシッと歩けるという目処がたったとポジティブに捉えて頑張っていきます。何より膝が痛まずにいけたので、この3週間の流れをうまく生かして補強とケアをしっかりしていけばきちんと長期的に練習計画が組めるかなというところで、正しいサイクルに戻れたのは嬉しいです。まずはきちんと4’30で刻み続けて4’30を基準のペースに持っていけるようにしていくのが一つ6月の目標かなと思います。


 
 
 

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第5回東大競歩記録会 結果速報

結果速報 サマリーは こちら からご確認ください。 ※忘れ物を数点預かっています。2/15を目処に廃棄しますので、お心当たりの方はお声がけください。 担当;千菊

 
 
 

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