全日本競歩能美大会(保田)
- 東京大学陸上運動部競歩パート
- 2019年3月17日
- 読了時間: 3分
いつもお世話になっております。学部1年の保田です。先日おこなわれました能美競歩の結果を報告いたします。
記録:1.35.45
ラップ(2㎞毎):9.17- 9.12- 9.09- 9.01- 9.15- 9.19- 9.48- 10.29- 9.55- 10.15
(5km毎) : 23.09- 22.52- 24.19- 25.25
警告:W1つ、
注意:W一回(10㎞付近)
能美競歩はシーズンの20kmWの締めとしてPBを出すことを目標としていました。ここ最近の練習では3000以下の練習では上手くスピードに乗れて、気持ちよく歩けたのですがそれ以上の距離では腰のまわりが鈍くなって、歩幅が短くなる状態が続いていました。そのため8kmを越えたあたりからどうなるか少し不安な気持ちで迎えたレースとなりました。
当日は小雨が降り非常に寒かったですが、特に痛むところもなく自分のコンディションは別段悪くはなかったです。
レースは早くにとばすとつぶれることが過去のレースからわかっていたので、最初の5km通過は元旦22.18、神戸22.36に対しかなり抑えて23.09となりました。このままいけば1時間32分台は狙えるのではないかとそのまま集団に食らいついていました。しかし徐々に集団のペースがビルドアップしていき1キロ4分半を切るようになってきたのでちょっとまずいという気もあって一つ後ろの集団に合流しました。しばらくは4.40を切っていたのですが皆落ちてきたので集団が分解して15kmあたりで一人になりました。それからはガクッとストライドが落ちてしまいましたが後ろから来た選手についていかせてもらってちょっとペースを持ち直しました。レース中、ちょっと気持ち悪く給水がのどを通らなかったので10km付近で一度給水を取っただけでした。
今シーズンの4回の20kmWの5km毎のペース配分を振り返ると本レースは元旦競歩を30秒ほど後ろに平行移動した感じでした。ともにペースが急激に落ちるのは13km付近でした。一方日本選手権の最初の入りはその中間なのですがペースの急落は少し後の17km付近でした。当日のコンディションが違うので一概には言えませんが今回みたいに遅く入っても潰れるのなら、日本選手権のペースで入ってペースの急落を20kmまで先延ばしするというのが現状ではベストなペース配分なのかと思われます。でも次の20kmはしばらく先なのでそれまでに距離を踏んで今までの反省を生かし20kmを最後までこなせる様にするのが次の目標です。
しばらく二十キロを歩いていたので10kmはただの通過といった感じで自分がどこまで飛ばせるのかいまいちわかっていない状況です。ただ少なくとも能美競歩では前半10kmはビルドアップできているので45分前後では確実に歩ける気がしています。何よりも秋口にはただただ長いと感じられていた10000が20kmの経験を通して程よい距離に感じられレース展開をシュミレーションできるようになったのは大きいと思います。これからシーズンが始まりますが、まず関カレで43分台&入賞を視野に入れスピード感覚を養っていきたいと思います。
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